Linux 関連の話題について扱っていきます。
今日は、Fedora Core1をFedora Core3へとアップグレードを完了させた。昨日から行っていたので丸1日かかってしまった。いつも、クリーンインストールしかしたことがなく、アップグレードは初めてだったのでかなり不安はあった。だが、バックアップシステムは以前に構築してあるのでもう失うものはないと思い、ついに決行した。Red Hat Linux9からFedora Core1 へと移行したのは去年の5月~6月ぐらいだったと思うが、もう現在は既にFC4までリリースされている。Red Hatは過去3世代のリリースまでしかサポートしないため、FC1のサポートもやがて打ち切りになるだろう。そうなる前に面倒ではあるが重い腰をあげた次第だ。
Squirrel Mail
http://www.squirrelmail.jp/
今回は、いつでもどこでもブラウザさえあればメールを閲覧することができるWebメールシステムを構築してみた。Yahoo!Mail や Hotmail のようなWebメールを想像してもらえればすぐにわかるだろう。YahooやHotmail の場合は受信サーバーにPOP3しか使えないが、Squirrel Mail(スクイリルメール)では受信サーバーにIMAPサーバーが稼動していることが前提となる。自宅のサーバーをIMAPサーバーに変えてからもう1年半以上たつがもはや時代遅れのPOP3には戻れない。Squirrelmail 導入の目的は、主に出先で自宅サーバーのメールを安全に受信できるようにすることだ。
前回のスパムメール対策では、SpamAssassin とProcmail を連携させ、スパムと判定したメールは別ディレクトリへ隔離する処置を施した。あれから10日以上経ち、SpamAssassin は99%の確立でスパムメールを正常に判定し徐々に賢くなっていっているようだ。しかしながら、たまにスパム判定をぎりぎりのところで通り抜け、通常メールボックスに配送されてくる憎いメールが何通かある。なんど学習させてもこれをスパムだとは判定してくれない。くぐり抜けてくるこのメールは全て台湾の「apol.com.tw」から送られてくるものでうざいことこの上ない。台湾からくるメールを排除してしまえば簡単だが、それではまた他の国からきた場合にいちいち手間がかかる。
ここ数ヶ月、ますます多くなってきたスパムメール。普段は、そんなにスパムの量が多くなかったので procmail でフィルタをかけてスパムが届いた瞬間に条件式にあったメールをごみ箱送り(/dev/null)にしていたのだが、量が多くなるにつれてわざわざ.procmailrc を編集するのすら面倒になってきた。現状では、1日に5~6通のスパムメールが届き、さほど気になるレベルではないが、これが一ヶ月も続くとこまめに整理していかないとスパムメールと重要なメールが入り交ざり、画面が煩雑してくる。スパムを削除しようとして重要なメールを削除してしまわないとも限らない。そこで、スパムメールごときに手を煩わすのさえおこがましくなってきたので、対策を講じてみることにした。