第6回：コメントの連続投稿を制限する[ ThrottleSeconds ]
第5回では、カテゴリー毎の記事数を表示する方法について説明しました。今回は、コメント投稿時の連続投稿を制限する方法について説明します。とはいえ、Movable Typeでは、IPベースのコメント帯域制御の設定を使い、コメントを溢れさせる攻撃に対処しており、デフォルトでは20秒に設定されています。この秒数を変更する方法を以下で述べていきます。
Movable Typeでは、同一IPアドレスで 20秒以内に連続してコメントした場合、以下のようなエラー画面が表示されます。
Comment Submission Error
次のエラーでコメントを投稿できませんでした:
不必要なコメントの投稿を防ぐために、連続した投稿を受け付けないように設定しています。しばらくしてから、もう一度試してみてください。
この20秒という間隔をもっと伸ばしたい場合、mt-config.cgi の ThrottleSeconds ディレクティブの値を変更します。以下では、デフォルトの20秒から、60秒に変更しています。
ThrottleSeconds 60
これにより、コメント投稿が60秒を経過しなければ連続して投稿できないようになりました。
以上で、第6回は終了です。
