第10回:特定カテゴリーを非表示にする[ FilterCategories ]
第9回では、Ping送信先を追加する設定について説明しました。今回は、特定カテゴリーの表示・非表示を切り替えるプラグインについて紹介します。
カテゴリーを作成していると、「特定のカテゴリーだけサイドバーには表示させたくない」、「特定のカテゴリーだけトップメニュー枠に表示させたい」というようなケースもでてくるかと思います。しかし、Movable Typeのデフォルトでは、作成したカテゴリーは上から順番に全て表示されるようになっているのでこのような細かなカスタマイズを行う事ができません。そこで、FilterCategories というプラグインを利用して特定のカテゴリーだけを非表示にする(隠す)方法について以下で説明します。
参考にさせていただいたサイト
MovableTypeを攻略せよ! 特定カテゴリーの表示/非表示
まず、以下のサイトより FilterCategories プラグインをダウンロードしてきてください。解凍したディレクトリ内に入っている FilterCategories.pl を plugins ディレクトリにコピーするだけでインストールは完了です。
http://www.staggernation.com/mtplugins/FilterCategories/
使い方は簡単です。追加するタグは、MTFilterCategories 。以下の例だと、cat1とcat2とcat3 を除く全てのカテゴリーを表示させるという設定になります。
ポイントは、exclude="cat1 | cat2 | cat3"の部分で、exclude(除く)を使って非表示にしたいカテゴリーを指定します。複数のカテゴリーを非表示にしたい場合は、| で区切って列挙してください。
<MTFilterCategories exclude="cat1 | cat2 | cat3">
<a href="<$MTCategoryArchiveLink$>" title="<$MTCategoryDescription$>"><MTCategoryLabel></a>(<MTCategoryCount>)<br />
</MTFilterCategories>
</MTCategories>
上の例とは逆に、特定のカテゴリーだけを表示させたい場合は、include(含む)を用います。以下例では、cat4とcat5とcat6 のカテゴリーのみ表示し、他のカテゴリーは非表示にするという設定になります。
<MTFilterCategories include="cat4 | cat5 | cat6">
<a href="<$MTCategoryArchiveLink$>" title="<$MTCategoryDescription$>"><MTCategoryLabel></a>(<MTCategoryCount>)<br />
</MTFilterCategories>
</MTCategories>
なお、show_empty="1" というのは、エントリー数がゼロのカテゴリーを表示させるか否かの設定で、1を指定すると空のカテゴリーは表示しません。
0 = エントリー数がゼロのカテゴリーを表示する
1 = エントリー数がゼロのカテゴリーを表示しない
以上、第10回は終了です。
あわせて、第39回:特定カテゴリーに属するエントリーを非表示にする [ CatEntries ] も参考にしてみてください。