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第2回:ドキュメントルートの設定 [ DocumentRoot ]

第1回では、[ ServerName ] [ Listen ] [ ServerAdmin ] ディレクティブについて説明しました。

今回は、ドキュメントルートを設定するディレクティブである DocumentRoot について説明します。ドキュメントルートとは、公開したいHTMLドキュメントのあるディレクトリのことです。後述するServerRootとは異なるので、混同しないように注意してください。

例えば、ホームディレクトリ /home/kororo の直下に、public_html というディレクトリを作成し、その下にトップページである index.html もしくは、index.php などを置くとします。その場合、ドキュメントルートは以下のようになります。

■Linuxの場合

DocumentRoot /home/kororo/public_html

■Windowsの場合

DocumentRoot "C:\public_html"


次に、ServerRoot について説明します。

サーバールートは、設定ファイル(httpd.conf や ssl.conf, apache2.conf など)やログファイル(error_logやaccess_logなど)など、Webサーバーに関係したファイルが含まれるディレクトリのことです。Windowsの場合、Cドライブ直下にApache2をインストールしたならば、デフォルトで C:\Apache2 がServerRoot になっているはずです。ServerRoot ディレクトリ内には、htdocs,cgi-bin,logs,conf,bin ディレクトリなどが含まれています。このサーバールート内に、上述したドキュメントルートを指定するのは、セキュリティ的にも好ましいとは思えないので避けたほうが良いでしょう。

■Linuxの場合

ServerRoot "/usr/local/apache2"

■Windowsの場合

ServerRoot "C:/Apache2"

ServerRoot ディレクティブを指定しておく事で、その他のディレクティブでPATHを指定する際に、相対パスで記述する事ができるようになります。

以上、第2回は終了です。

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