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東芝RDシリーズ活用編(仮想RDソフト+番組ナビゲータ)

前回、VirtualRD を使ったRD-X5 からPCへのダビングが可能であることを説明したが、その後、さらに調べていったところ、RDからPCへコピーしたものを、PCからRDへ戻すことも可能であることがわかった。双方向にコピーができるということは、番組の一時的保管庫としてパソコンのハードディスクという選択肢が増え、活用の幅がより広がることになるだろう。

VirtualRD は、ひとことで言えばパソコンを仮想RDとしてエミュレートするためのソフトウェアで、パソコンを複数台用意し、そこでVirtualRD を起動させておけば、複数のHDDレコーダーを所持していることと同じような意味を持つ。今回は、VirtualRDと同等の機能を持つソフトウェアを紹介し、長所・短所を説明していく。

■VirtualRD for Windows(for Windows Only)
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/masao/rd/

DVDレコーダー本体の前にいなくても番組をPCへコピーすることができる(遠隔操作のできる)唯一のソフトウェア。しかし、番組を一括送信することは不可能で、1番組づつでなければコピーできない点でやや不便さを感じる(なお、RD本体側からであれば、「編集ナビ」より一括送信は可能)。また、PCへの転送時に進捗状況が見えないため、現在どのぐらいまでコピーできているのか確認することができない。確認するには、作成されたファイル名で判断するしかない。総合的に見れば、遠隔から直接PCへコピーできるという点では唯一無二なので、他ソフトと組み合わせることでより使い勝手の良いものになるだろう。

 
■LANDE-RD(for Windows Only)
http://www.hdbench.net/software/garakuta/index.html

LANDE-RD

PCは遠隔にあっても良いが、本人はDVDレコーダーの前で操作しなければならない。その場合、遠隔にあるPC上で当ソフトウェアを起動させておくのが前提条件。RD本体から一括送信することができるので、複数の番組やチャプターで区切ったパーツをまとめて送信することができる。チャプターで区切った番組を送信する場合、それぞれが別個のファイル(1チャプター = 1ファイル)として作成されるところが便利。また、コピー進捗状況が1ファイルごとにパーセンテージ表示されるので現在の状況がよくわかり、精神衛生上好ましい。

 
■RDService(for Windows)
http://homepage.mac.com/raktajino/RDService/RDService.html

RDService(for Windows)

Javaで動作するCUI ベースのソフトウェア。バッチファイルが用意されており、それをクリックするとDOS窓が開き、RDServiceが動作する。RD側本体からのみ操作可能で、一括送信可能。コピー進捗状況も表示される。基本はDOS窓なので、見た目は味気ないが番組をPCへ転送するだけならこれで十分。保存先はデフォルトでマイドキュメントになっているが、RDService.batファイルをメモ帳で開き、保存先を変更することも可能だ。

 
■RDService(for Linux)
http://homepage.mac.com/raktajino/RDService/RDService.html

RDServiceのLinux版。Linuxが常に稼動している環境ならばこちらのほうが好ましいだろう。筆者の場合は、LANDISK(中身はdebian)を所持しているのでその中で直接、RDServiceを起動させたかったが、Kernel2.4の環境ではJavaVMを動作させることが困難なようなので、素直に Fedora Core で動作させることにした。なお、玄箱ならば既にJavaVMのパッケージが用意されているようなので動作させることが可能なよう。Windowsを介さず、直接、Linux上にファイルを落とせるという点では非常に便利だが、RDServiceを起動させるとFTPサーバーが起動し、21番を占有してしまうため、既にFTPサーバーを利用している環境などでは、FTPサーバーを停止させるか、現在使っているFTPサーバーの使用ポート番号を変えるなどの対策を講じなければならなくなるだろう。

 
■Linux Perl版(vrd2)
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/9578/vrd2.zip

Perl で動作する仮想RD。未検証。別途FTPサーバーを用意する必要がある。

 
■番組ナビゲータ
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/masao/rd/yoyaku.htm

番組ナビゲータ

次に紹介するのは、予約録画を、より便利に行うことができる「番組ナビゲータ」というソフトウェア。通常、予約録画する際は、RD本体で操作するか、PC側で「ネットdeナビ」という機能を使ってブラウザで登録する2種類の方法がある。「番組ナビゲータ」を使うと、番組表が新聞形式やリスト形式で表示することができるようになり、既に録画している番組は赤枠で表示されるので、グラフィカルに把握しやすくなるという利点がある。また、RD-X5で録画した場合、自動延長機能が装備されていないため、スポーツ延長後の番組が最後まで録画されないことがあるが、番組ナビゲータを使って予約録画した番組は、スポーツ延長後の番組を自動的に指定した時間分だけ延長して録画してくれるので、きちんと最後まで録画されるようになる。その他、番組追跡機能がなかなか便利だ。使い方さえ慣れてしまえば、「ネットdeナビ」を使うよりも簡単に予約録画ができるので、興味がある方は是非試してみると良いだろう。

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