ここでは、Windows、Linuxを問わず、サーバー管理者、システム管理者なら読んでおきたい書物について紹介します。システム管理系の本は、500ページをゆうに超える重たくて分厚い本が多いのが特徴です。それだけ、システム管理者に課せられた任務は重いということでもあります（笑）。まれに、ページ数の少ないシステム管理本も見かけますが、そういう本は決まって内容が薄かったり、中身がなかったりするので、これから本格的にサーバーを学びたい方はどっしり＆しっかりした本を購入しましょう。

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	Windows Server 2003 実践ガイド 村嶋 修一／￥3,654／2005-09-09 Windows Server 2003でネットワークを構築・運用・管理する事を対象とした書物です。一般的な操作概要を述べるだけではなく、「どのように使えば有効なのか」を解説しています。設定とヒント、構築のポイントなどプロとしての経験が凝縮された実践主義の本です。 説明が分かり易く、一通りのサーバの構築ができるようになっています。
	Windows2000 Serverパーフェクトガイド〈vol.1〉導入・設定編 マーク マイナシ／￥6,510／2000-06 この本はMicrosoft社のWindows2000　Server用の書物ですが、内容が非常にわかりやすく、Windows2000を理解するのに大変役に立ちました。既にWindowsXPの時代になってから随分と月日もたちますが、それでも私はこの本を声を大にしてお勧めしたい。値段が高いのが難点ですが、この本にはそれだけの価値があります。サーバー管理者ならば必携の本ですね。また、MCP資格をとる時にも十二分に役立ちます。資格をとるだけなら詳しすぎるぐらいですが…。
	Windows2000 Serverパーフェクドカイド〈vol.2〉構築・運用編 マーク マイナシ／￥6,090／2000-08 上述したvol1の続編です。こちらは、Windows2000 Serverの構築・運用方法に焦点をおいて説明しています。DHCP、WINS、DNS、メールサーバー、IIS、FTPサーバーなどの構築方法の他、パフォーマンスモニタ、チューニング、VPNの構築など、vol1よりも実践的な内容になっています。vol2の場合は、Windows2000 Serverを既に所持している、会社で使っているなどの方に特にお勧めします。因みに筆者は両方購入しました♪
	UNIXシステム管理 第3版〈VOLUME 1〉 アイリーン フリッシュ／￥6,090／2003-07／オライリージャパン 「アルマジロ本」として有名な書籍の改訂版で、2冊に分かれたうちの1冊です。ページ数600ページ以上と相変わらずの重さですが、システム管理者が知っておくべきあらゆる情報を多岐にわたって網羅した良書です。UNIXを扱う方だけではなく、全ての管理者にお勧めしたい1冊。この本を読み終えた時、必ずなにかが見えてくると思います。