~自宅サーバー構築、Movable Typeのカスタマイズ、Linux、ブログなどについて解説していきます~

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第40回:写メールでエントリーを投稿する [ Mail2MTEntry ]

2006年 8月 24日(木)

第39回では、特定カテゴリーに属するエントリーを非表示にする CatEntries プラグインについて説明しました。今回は、携帯から写メールでエントリーを投稿できるようにする Mail2MTEntry について説明していきます。

なお、写真付きエントリーを投稿するにあたって、MT4i (携帯でエントリーの投稿・編集・閲覧ができるCGI )を導入していると便利なので、第28回:Movable TypeをMoblog に対応させる を読んで、前もって、導入を済ませておいてください。

当記事を作成するにあたって、Movable Typeでつくる!最強のブログサイト を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。

Mail2MTEntry の動作を簡単に説明すると以下のようになります。

1. 携帯電話からモブログ専用のメールアドレスにメールを送信する
 ↓
2. 携帯電話から予め設定しておいた mail2mt.php にアクセスする
 ↓
3. mail2mt.php がメールサーバーからメールを取得し、エントリーとして書き込む
 ↓
4. 画像添付があれば、その画像を任意のフォルダに格納する


以上の流れを経て、携帯から写メールでエントリーを投稿できるようになります。中には、「めんどくせ~」と、思われた方も多いかと思います。私も最初はそう思いましたから(笑)。でも、設置さえ済ましてしまえば、その後は簡単に写真付きエントリーが投稿できるようになるので、是非、導入してみる事をお勧めいたします。

但し、Mail2MTEntry を導入するには、ちょっとした障壁があります。Mail2MTEntry を動作させるには、PEARパッケージ が必須となるからです。ロリポップ! では動作できるみたいですが動作未確認です。また、xrea で 使うのは厳しいみたいです。状況によって変わってくると思うので、各自で確認してみてください。

以下では、debian で自宅サーバーを立てている方を対象に、PEAR パッケージのインストールについて説明していきます。その他のOSやディストリを使っている方は、各自でPEARパッケージのインストール方法を調べてください。


■PEARパッケージのインストール

apt-get で PEARをインストールします。php4-cli php4-pear がインストールされます。

# apt-get install php4-pear

但し、これだけでは不十分です。PEARをインストールし、Mail2MTEntry を設置したところ、何度試してみても XML-RPC fault (2): Invalid return payload: enabling debugging to examine incoming payload missing top level xmlrpc element というエラーが発生し、先に進めませんでした。今までPEAR なんて使った事もなかったし、原因がわからず悩む事2~3時間。

PEARパッケージに入っている XML-RPC のバージョンが古いという事に気がつきました。まず、お使いのサーバーで以下のコマンドを実行し、最新バージョンかどうか確認してみてください。左側の 1.1.0 というのが現在サーバーにインストールされているバージョンで、右側の 1.5.0 というのが最新バージョンの XML-RPC です。ここでは、リリースされている最新の XML-RPC よりバージョンが古いことが確認できます。

# pear list-upgrades
Available Upgrades (stable):
============================
Package Local Remote Size
・・・
・・・
XML_RPC 1.1.0 (stable) 1.5.0 (stable) 31kB

それでは、XML-RPC を最新バージョンにアップデートしてみましょう。以下コマンドを実行してください。upgrade ok と表示されたらバージョンアップ成功です。

# pear upgrade XML_RPC

downloading XML_RPC-1.5.0.tgz ...
Starting to download XML_RPC-1.5.0.tgz (31,619 bytes)
.....done: 31,619 bytes
upgrade ok: XML_RPC 1.5.0

これで、Mail2MTEntry を動作させるための下準備が整いました。以下では、実際に Mail2MTEntry の設置方法について説明していきます。


■Mail2MTEntry の導入

まず、Mail2MTEntry を以下のサイトからダウンロードしてきてください。ここで説明するバージョンは、現時点で最新バージョンのver.3-20050128 です(mail2mt-20050128.zip)。

BRANDONS Experimental Archives

ファイルを解凍すると、mail2mt.php というファイルがひとつだけ格納されています。このファイルを MTディレクトリ(mt-xmlrpc.cgi などがある場所) にコピーしてください。正確にいえば、必ずしも直下にコピーする必要はありません。(MTディレクトリ)/moblog/mail2mt.php などのように階層を隔てても動作します。

次に、mail2mt.php を開き、以下で説明する箇所を編集していきます。1番最初に、受信メールサーバーの設定です。自宅サーバーでメールサーバーを立てている方は、モブログ専用の新規アカウントを作成し、以下の項目を埋めてください。そうでない方は、Yahoo!メールのようなフリーメールアドレスを取得してきてください。いまどきメールの設定の仕方がわからないかたは…いませんよね?(笑)

//-----受信メールサーバーの設定
$popHost = "xxx.kororo.jp"; //POPサーバ
$popUser = "mobile"; //POPユーザ名
$popPassword = "*********"; //POPユーザのパスワード

XML-RPCインタフェース、ユーザ定義の設定です。

//------XML-RPCインタフェース、ユーザ定義
$mtHost = "win.kororo.jp"; //Movable Typeの設置サーバ
$mt_xmlrpc_path = "/mt/mt-xmlrpc.cgi"; //対象となるMovable TypeのRPCサーバ
$blogid = 1; //エントリーするブログID
$mtUser = "mobile"; //書き込み可能なブログユーザー
$mtPassword = "*********"; //API パスワード
$mtImageDir = "photo/2006/"; //画像の保存場所(ブログのルートから)

まず、mtHost には、Movable Typeを設置しているドメイン名を指定します。

mt_xmlrpc_path は、やや注意が必要な項目です。mt-xmlrpc.cgi が置いてあるディレクトリを指定するだけですが、例えば、win.kororo.jp/mt/mt-xmlrpc.cgi にCGI ファイルが置いてある場合は、デフォルトの /mt/mt-xmlrpc.cgiを変更する必要はありません。それでは、win.kororo.jp/mt-xmlrpc.cgi にCGI ファイルが置いてある場合はどうでしょう。

うっかり、$mt_xmlrpc_path = "./mt-xmlrpc.cgi"; と書きたくなってしまうところですが、実際は、$mt_xmlrpc_path = "/mt-xmlrpc.cgi"; と記述してください。このように記述しないと、mail2mt.php にアクセスした時に、XML-RPC fault (5): Didn't receive 200 OK from remote server. (HTTP/1.1 400 Bad Request) というエラーメッセージが現れてしまいます。要するに、mt-xmlrpc.cgi が見つからないよ~、と怒られてしまうわけです。

blogid は、ブログのIDを入力します。管理画面のトップページで、該当するブログのタイトルの上にマウスポインタを合わせると、ブラウザのステータスバーに blog_id=1 のように表示されているので、この数字を項目に入力してください。

mtUser ですが、これは普段、MTにログインしているユーザ名を入力します。が、実際には、セキュリティ強化のために、新規にモブログ専用ユーザを作成する事を推奨します。

mtPassword は、モブログ専用ユーザのパスワードにあたりますが、普段ログインしているパスワードではなく、API パスワードというのを使用します。普段使用しているパスワードとは異なるパスワードを使用するので、当然、セキュリティがあがります。デフォルトでは、API パスワードは設定されていないので、管理画面からパスワードを設定しておきましょう。設定方法は、「メインメニュー」→「投稿者」→「モブログ専用ユーザを選択」→「APIパスワード」のところで行います。

mtImageDir は、メールで送信した写メール画像を保存するためのディレクトリです。ブログディレクトリからの相対パスで記述します。

その他にもいくつか設定項目がありますが、任意項目なので各自でお好きなように設定してください。強いて言えば、掲載許可するFromメールアドレスを設定しておくとセキュリティが強化するので、是非とも設定しておきましょう。以上で、mail2mt.php の設定は完了です。


■携帯から写メールを送信

ここまで完了したら、後は携帯電話から写真付きメールをモブログ専用のメールアドレスに送信するだけです。

■mail2mt.php にアクセスし、エントリーを投稿する

最後に、携帯電話から、mail2mt.php にアクセスしてエントリーを投稿します。ここでは、http://win.kororo.jp/mt/mail2mt.php にアクセスします。アクセスするだけで自動的にエントリーを投稿してくれるのでとても便利ですね。書き込みが完了すると、

[ メール件名 ] を id:xx でカキコミマシタ !

と表示されます。このメッセージが表示されれば、正常にエントリーを投稿できているはずなので、あとは、MT4i から確認するだけです。テンプレートがたくさんあり、再構築処理に時間がかかる場合は、タイムアウトエラーが表示される事がありますが、正常に書き込みは行われているはずです。なお、メールがない状態で mail2mt.php にアクセスすると 「メールがナイヨ」 と表示されます。mail2mt.php にアクセスする度にPOPサーバーのメールが削除されていくわけです。これが、モブログ専用メールアドレスを新規に作成する理由でもあります。会社から送られてきた極秘メールとかを勝手に投稿されても困りますからね(笑)。


■複数のブログで Mail2MTEntry を利用する

では、複数のブログを所有している場合、それぞれのブログから写メールを投稿したい場合はどうするのでしょうか?勘のいい方はもうすでにお気づきですね。

そうです、mail2mt.php を複製して、それぞれのブログごとに設定しておけばいいだけですね。例えば、mail2_win.php と mail2_linux.php といった風に複数のファイルを用意しておき、winブログに投稿する時は、mail2_win.php にアクセスし、linuxブログに投稿する時は、mail2_linux.php にアクセスすれば良いのです。

ブログごとにメールアドレスを作成しておくという手もありますが、ブログが増えてくるたびにわざわざメールアドレスを作っていたのでは霧がないし、管理も煩雑してくるので、mail2mt.php を複製してブログごとに異なるアドレスにアクセスして投稿したほうが現実的でしょう。

以上、Mail2MTEntry の説明は終了です。この Mail2MTEntry と 第37回で紹介したCollect Pluginを併用すると…もうおわかりですね?そうです、トップページに写メールの写真だけを表示させる事ができるのです。夢は広がるばかりなので、是非いろいろと試してみてください♪

第39回:特定カテゴリーに属するエントリーを非表示にする [ CatEntries ]

2006年 8月 24日(木)

第38回では、MTPaginate プラグインを使って、同一ページで複数のページ分割を用いる方法について説明しました。今回は、特定カテゴリーに属するエントリーを非表示にする CatEntries というプラグインについて紹介します。

あれ?前に似たような記事がなかったっけ?そう思われた方は、当ブログをくまなく見てくれている方ですね(笑)。詳しくは、第10回:特定カテゴリーを非表示にする[ FilterCategories ] を参照していただきたいのですが、FilterCategories プラグインの場合は、サイドバーなどに表示させる「カテゴリー名」そのものを非表示にする場合に用い、CatEntries は、メインページなどのインデックスページにおいて、特定カテゴリーのエントリーだけを非表示する場合に用います。

例えば、ニュースカテゴリーと日記カテゴリーのあるブログの場合に、本来ならば日記カテゴリーに属するエントリーを目立たせたいのに、ニュースカテゴリーの記事の方が多くなってしまって、本当に見せたい日記カテゴリーが埋もれてしまうことがあります。その場合、ニュースカテゴリーに属するエントリーを非表示にし、トップページには日記カテゴリーだけを表示させてあげればかなりすっきりして見ることができます。

また、他の使い方として、ブログとモブログを使い分けたい場合にも有効です。モブログは、携帯電話から気軽に更新できることがメリットですが、文章的には、1行2行の文章しか打たない事の方が多く、メインページに表示させるのはちょっとおこがましいというケースもあります。その場合に、モブログのエントリーはトップページには表示させず、サイドバーなどに表示させるようにすれば、トップページはかなり整然として見やすくなるでしょう。

なお、MTEntries タグの条件式には AND や OR を用いますが、Movable Type3.3からは、NOT の条件指定ができるようになったので、MT3.3 以降は、わざわざ CatEntries プラグインを使う必要はなさそうです。


それでは、前置きが長くなりましたが、さっそく以下のサイトから CatEntries をダウンロードしてきてください。CatEntries3.0.pl.txt が置いてあるので、それを CatEntries3.0.pl として保存し、plugins ディレクトリにアップロードすればインストールは完了です。

markpasc.org

使い方は、とても簡単です。下記をみてもらえばわかるとおり、MTEntries タグを MTCatEntries タグに書き換えるだけです。そして、非表示にしたいカテゴリーを exclude 属性で指定し、除外してあげるだけです。以下は、moblog カテゴリーを除外した例です。反対に、特定カテゴリーを含むエントリーだけを表示させたい場合は、include を用います。また、複数のカテゴリーを指定する場合は、カンマ「,」で区切って列挙します(例: exclude="moblog,news,photo"

■変更前

<MTEntries lastn="N">
・・・
</MTEntries>

■変更後

<MTCatEntries lastn="N" exclude="moblog">
・・・
</MTCatEntries>

以上で、第39回は終了です。

第38回:同一ページで複数のページ分割を用いる

2006年 8月 24日(木)

第37回では、サイドバーに画像を表示したり、フォトギャラリー風に画像を一覧表示することができる Collect Plugin について紹介しました。今回は、MTPaginate プラグインとの関連で、同一ページで、複数のページ分割を用いる方法について説明します。

メインページでも分割したい箇所は、エントリーの部分だけとは限りません。例えば、エントリー部分のページ分割と、サイドメニューに配置したフォトギャラリーのページ分割をする場合について考えてみます(以下図参照)。

スクリーンショット


通常、ページ分割で 2ページ目を開いたとき、http://win.kororo.jp/index.php?page=2 のようなアドレスになりますが、MTPaginate タグが同一ページに複数箇所あると、その両方の箇所で2ページ目が同時に開いてしまい、訪問者にとってはややこしい事態になります。

そこで、エントリー部ならエントリー部で、フォトギャラリー部ならフォトギャラリー部で、特定の箇所だけページ送りするようにしたいわけです。方法は簡単です。MTPaginate タグに、page_selector属性を与えてあげるだけです。これは、どちらか一方だけに 付加するのではなく、テンプレート内に存在する MTPaginate タグの数だけこの属性をつけてください。

例えば、以下のような感じにします。

<MTPaginate page_selector=page>
・・・
<$MTPaginateSectionBreak$>
・・・
</MTPaginate>


<MTPaginate page_selector=moblog>
・・・
<$MTPaginateSectionBreak$>
・・・
</MTPaginate>

このように、MTPaginate タグごとに、page_selector を定義してあげる事で、エントリー部の2ページ目を開いた時には、http://win.kororo.jp/index.php?page=2 が開き、フォトギャラリー部の2ページ目を開いたら、http://win.kororo.jp/index.php?photo=2 のようなアドレスになります。

以上で、第38回は終了です。
合わせて、第22回:カテゴリーアーカイブをページ分割する も参照しておいてください。

第37回:サイドバーに画像を表示する [ Collect Plugin ]

2006年 8月 21日(月)

第36回では、ブログのステータス表示について説明しました。今回は、Collect Plugin というプラグインを利用して、Movable Typeのサイドバーに、エントリー内に含まれる画像を表示する方法について説明します。また、サイドバーへの画像表示の他に、専用ページにてフォトギャラリー的に画像を一覧表示させる方法についても解説していきます。

当記事は、以下のサイトを参考にさせていただきました。
どうもありがとうございました。

bird.dip.jp 「Collect Plugin 」

Collect Plugin は、フォトアルバム専用のプラグインというわけではなく、指定したキーワードに一致するタグを抜き出すためのプラグインです。そのもっとも代表的な使い方が、エントリー内に含まれる img タグを抜き出す方法です。仮に、a タグをキーワードに指定すれば、リンクを抽出することができます。応用次第で、いろいろな使い方が考えられるので非常に有用なプラグインです。

それでは、以下のサイトより、Collect Plugin (Collect.tar.gz)をダウンロードしてきてください。ファイルを解凍したら、「Collect」ディレクトリごと、plugins フォルダにアップロードしてください。これでインストールは完了です。

Collect Plugin for Movable Type - Staggernation.com

次に、画像を表示させたいテンプレートを開き、サイドバーの部分に以下のソースを挿入します。オレンジ色で示した箇所を、以下で説明していきます。

<MTEntries lastn="5">
<MTCollect tags="img">
<MTCollectThis show="0">
<$MTEntryBody$>
</MTCollectThis>
<MTIfCollected tags="img">
<MTCollected tags="img" lastn="1">
<a href="<$MTEntryLink$>">
<img src="<$MTCollectedAttr attr="src"$>" style="margin:10px; width:100px;" />
</a><br />
</MTCollected>
</MTIfCollected>
</MTCollect>
</MTEntries>

1行目の lastn="5" は、サイドバーに何枚の画像を表示させるかの設定です。

2行目の img は、抽出対象となるタグを指定しています。ここでは、画像を抽出したいので、img タグを指定します。

3行目の show="0" は、元のエントリーの内容を表示させるか否かを指定します。

7行目の lastn="1" は、エントリー内に含まれる画像を何枚まで抽出するかを指定します。仮に、1エントリー内に画像が3枚あり、そのうちの2枚までを抽出したいならば、lastn="2" などと指定します。

9行目の width:100px; は、エントリー内の画像の大きさがまちまちな場合に、レイアウトが崩れないように画像の横幅をサイドバーの横幅に収まるように合わせます。ここでは、横幅に合わせていますが、縦の長さに合わせたい場合は、height 属性を用います。

ここまで編集し終えたら、テンプレートを再構築し、サイトを確認してみてください。サイドバーに画像が表示されているのを確認したら、画像をクリックし、個別エントリーアーカイブへジャンプするかどうか確認してみてください。


■フォトギャラリーのように画像を一覧表示させる

次に、以下図のように、専用ページを作成し、フォトギャラリーのように画像を一覧表示させる方法について説明しておきます。エントリー数が多くなってくれば、1ページに表示される画像の量も必然的に多くなってくるので、MTPaginate でページ分割もしておきます。

スクリーンショット


上図のようなイメージでソースを記述すると、以下のようになります。オレンジ色の箇所は、各自、値を編集してください。また、デザイン部分は各自、CSSを作成してください。

<MTPaginate>
<MTPaginateContent max_sections="21">
<MTEntries>
<MTCollect tags="img">
<MTCollectThis show="0">
<$MTEntryBody$>
</MTCollectThis>
<MTIfCollected tags="img">
<MTCollected tags="img" lastn="3">
<a href="<$MTEntryLink$>">
<img src="<$MTCollectedAttr attr="src"$>" style="float:left; height:120px;" /></a>
</MTCollected>
</MTIfCollected>
</MTCollect>
<$MTPaginateSectionBreak$>
</MTEntries>


</MTPaginateContent>
<p style="clear:both;">


<MTPaginateIfMultiplePages>
<div align="center">
<br />
<MTPaginateIfPreviousPage_>
<a href="<$MTPaginatePreviousPageLink$>">前へ</a> |
</MTPaginateIfPreviousPage_>
<$MTPaginateNavigator format_current="%d" placement_all="after" separator=" | ">
<MTPaginateIfNextPage_>
| <a href="<$MTPaginateNextPageLink$>">次へ</a>
</MTPaginateIfNextPage_>
</div>
<br />
</MTPaginateIfMultiplePages>
</MTPaginate>

以上で、第37回は終了です。

第36回:ブログをステータス表示する

2006年 8月 19日(土)

第35回では、リンクの挿入をより便利にする方法について説明しました。今回は、ブログのステータス表示をする方法について説明します。具体的には、ブログ全体のエントリー数、コメント数、トラックバック数を表示させる方法について説明していきます。

まず、ブログ全体のエントリー数とコメント数を表示させるには、Movable Type標準タグを用います。

ブログの総エントリー数 → MTBlogEntryCount
ブログの総コメント数   → MTBlogCommentCount

次に、ブログの総トラックバック数ですが、これはMT標準タグには用意されていないので、MTBlogPings というプラグインを用います。以下のリンクより、プラグインをダウンロードしてきてください。ダウンロードしたら、解凍したディレクトリ内にある pings.pl を plugins ディレクトリにアップロードしておいてください。

MTBlogPings のダウンロード

このプラグインを追加すると、MTBlogPingCount というテンプレートタグが追加されますので、トラックバック数を表示させたいテンプレートにこのタグを記述します。

ブログの総トラックバック数   → MTBlogPingCount

以上をまとめると、以下のようにテンプレートに記述します。

総エントリー数:<$MTBlogEntryCount$><br />
総コメント数:<$MTBlogCommentCount$><br />
総トラックバック数:<$MTBlogPingCount$>

以上、第36回は終了です。


便利ツール(9)アクセスログ解析ソフト「ApacheLogViewer」

2006年 8月 17日(木)

今回紹介するソフトは、Apache のアクセスログを解析するソフト「ApacheLogViewer」です。Windows 用のソフトウェアですが、LinuxでApacheを運用している場合でも、 ログの出力形式はNCSA形式で統一されているので、access_log さえ読み込ませれば、ログを解析・分析することができます。

アクセスログ解析には、Analog や Webalizer、awstats などのように、ブラウザで閲覧するタイプのアクセスログ解析ソフトがありますが、ApacheLogViewer では、GUI で視覚的に詳細なデータを閲覧する事ができるので非常に見やすく便利です。以下では、その他のアクセス解析ソフトと比べて、どこらへんが具体的に便利なのかを説明していきます。

ApacheLogViewer のダウンロード

まず、個人的に特に重宝している点としては、特定のIPアドレスがどのページを閲覧したのかを簡単に集計してくれる点です。Webalizerや awstats のようなアクセスログ解析ソフトは、長期的なデータの収集には非常に便利なのですが、どのIPがどのページを閲覧したのかといった詳細なデータまでは表示されないので(←私が知らないだけかも)、短期的にデータを解析したい場合にはやや不便です。また、特定のページを見たユーザが次にどのページを開いたのかも追跡する事もできるので、今後のサイト制作に活かしていく事ができます。

例えば、ブログを運用している方は、投稿したばかりの記事がどれぐらい閲覧されているのか、また、どこからやってきたのか、気になったりしませんか?それが気になるなら、xrea の「AccessAnalyzer」 や 「忍者アクセス解析」を使えって話になるのですが、そこまでするほどじゃないんだよな~っていう場合もあります(笑)。しかも、ローカルなサイトの場合には、アクセス解析を設置していることを訪問者に意識させたくない場合もあるでしょう。

そういった場合は、このソフトを利用して Apacheの access_log を直接、解析しちゃえばいいのです。こっそりとね(笑)。これぞ、自宅サーバーの特権です♪ このソフトは、かなり詳細なデータまで表示させることができるので、使い方次第でいろいろと応用する事ができます。


■ApacheLogViewer の初期画面

ソフトを起動し、Apacheのacccess_log を読み込ませた状態の初期画面です。この画面だけでもかなり詳細なデータが一目でわかります。

スクリーンショット1

■統計画面1

初期画面から「Statistics」をクリックしたときに表示される画面です。この画面では、より詳細なデータを表示させる事ができます。以下図は、どのキーワードで検索されて自分のサイトにやってきたのかが表示されています。

スクリーンショット2

■統計画面2

以下図は、URLを対象に解析した画面です。どのページが人気があるのか、また人気がないのかを分析する際に利用できます。

スクリーンショット3

上記の画面はほんの一部分であり、実際にはかなり細かく分析する事ができます。是非、自分で使ってこのソフトの便利さを体感してみてください。


■必要なデータだけを収集するように httpd.conf をカスタマイズする

Apache の httpd.conf を編集して、必要のないデータはカットするようにします。例えば、gif や jpg、png などの画像ファイルへのアクセスログや、アクセスカウンタへのアクセスログは、はっきりいって必要がないものなのでこういう無駄なログは極力、カットしておきましょう。サーバーへの負荷軽減&ログの肥大化防止&アクセス解析の簡便化にも繋がります。

次に、Apache の ログ形式を common から combined に変更しておくと良いでしょう。combined を指定する事で、リファラーやユーザーエージェントを取得する事ができます。

また、VirtualHost 運用している場合には、各サーバーごとに、access_win.log、access_linux.log などのように、サーバーログをきり分けておくことを推奨します。

以下の例では、ローカルネット(172.16.50.0/27)からのログは、localnet.log に保存し、外部インターネットからのログは、access_win.log に保存するように設定しています。また、gif、jpg、png、css、js へのアクセスログは、SetEnvIf ディレクティブを使ってログへ記録しないようにしています。

以下の設定の意味を詳しく知りたい場合は、筆者が以前に記述した「Apacheのログをカスタマイズ」を参考にしてください。

<VirtualHost *>

CustomLog /var/log/apache2/access_win.log combined env=!nolog
CustomLog /var/log/apache2/localnet.log combined env=!nolog
CustomLog /var/log/apache2/localnet.log combined env=localnet
ErrorLog /var/log/apache2/error_win.log

SetEnvIf Request_URI "\.(gif)|(jpg)|(png)|(css)|(js)$" nolog
SetEnvIf Remote_Addr ^172\.16\. localnet nolog

</VirtualHost>


■アクセスログを週別、もしくは、月別でローテートさせる

Apacheのアクセスログを分析しやすくするため、アクセスログを週別、もしくは月別にローテートするように設定しておくと良いでしょう。以下の例では、ログを週別にローテートさせ、それを12週間分(約3ヶ月)まで保存するように設定しています(つまり、12ファイル)。weekly の値を monthly にすることで月別でローテートさせることができますが、それだけ 1ファイルの容量が大きくなってしまうのでディスク容量があまり多くないサーバーでは注意が必要です。

# vi /etc/logrotate.d/apache2

/var/log/apache2/*.log {

weekly
rotate 12

missingok
compress
delaycompress
notifempty
create 640 root adm
sharedscripts
postrotate
if [ -f /var/run/apache2.pid ]; then
/etc/init.d/apache2 restart > /dev/null
fi
endscript
}


以上で、ApacheLogViewerの解説は終了です。


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